さしあたって

文字に起こします。

UNISON SQUARE GARDEN斎藤宏介の歌を分析して通ぶりたい

こんにちは!

 

皆さんお元気でしょうか。

最近の僕はというと、スーパーバズバズライターヨッピーさんのBBQに参加したり、シャニマスライブ配信「MUSIC DAWN」を視聴したりと、最高の週末を過ごしていました!!それぞれ記事にしたいと思ってます、ぜひ見てね。

 

さて、今回の記事では自分の得意なことで通ぶっていきたいと思います。

「斎藤宏介さんの歌声を分析」します。

ボーカリスト分析はYouTuberに擦りに擦られていることはご存じのことかと思いますが、それをやります。

一応まあまあの時間とお金をかけて歌を習っているので、「野球経験がないのにプロ野球の監督に物申してる人」みたいなのよりは説得力を持たせられるかなあと思います...

 

一応次に扱う人も決まっていて、「Mrs. GREEN APPLE 大森元貴」さんです。

なぜこの二人を取り上げるかというと単純に「好きだから」です。僕程度の知識ではバズった曲だけちょちょっと聴いてそれっぽいことを言うのは不可能なので、単純に知識量の多いこの二人について考えることにしました。「軽くノイローゼ」になるくらい聴き込んでいるので張り切って解説していこうと思います。頑張るぞ!!

 もちろん個人の意見であって「こういう視点で見ると楽しいかもね」くらいのものなので「全然違うわ極刑」とか言わないでくださいね...

 

さあ前置きと逃げ道作りで長くなってしまいましたが始めます!

斎藤宏介さんとは

まず斎藤宏介さんを簡単に紹介します。

UNISON SQUARE GARDENとXIIXのボーカル

「透明感に溢れながらも個性的なトゲを持つボーカリストUNISON SQUARE GARDEN公式サイトより

代表曲

オリオンをなぞる

・桜のあと(all quartets lead to the?)

シュガーソングとビターステップ

・Phantom Joke

斎藤宏介さんの特徴

①声質

僕たちが斎藤さんの歌を聴いてまず感じる違和感が「声質」だと思います。ヒゲダンのスカッと響くような声ともNobelbrightのような綺麗に響く声でもない「何か引っ掛かる」声。

この大きな要因の一つはやはり元々持っている声が「そういうもの」であることです。まあ当たり前ですよね。ですが、もともと持っている声の「違和感」を増長している要因があります。それが「発声のポジション」です。

 

ここから抽象的な表現が多くなります、許してね。

斎藤さんは恐らく「鼻周辺」から発声しています。読者の皆様におかれましては、筆者は気が狂ったのかと思われるかもしれませんがこれは確実だと思います。

「頭の上から発声する」みたいなことはよく聞かれる事かと思いますが、これをやって出る声はいわゆる「声楽」的な声で、鼻にいれて出す声はアイドルやぶりっ子をイメージしていただければ大丈夫です。

 「鼻にいれる発声」のスペシャリストの例。

 

このポジションの発声を意識しているゆえに、より声の「異常性」が目立つのではないでしょうか。

 

鼻にいれて歌うことの利点に「高音が楽に出せる」ということがあります。斎藤さんもこの点でこの歌唱法を取り入れているのだと思います。ユニゾンの曲をライブで毎曲100%で歌うなんて不可能ですよね。実際に、初期のシングルやライブ音源を聴くと、歌えていなかったり無理やり捻りだしてるなーってところが多々見受けられますし、過去にポリープを患っています。ただ、歌唱法を変えて今のスーパーボーカリストのレベルまで持ってきた才能と努力は流石としか言えないです...

逆に考えると発声のレパートリーが少ないorやらないと言えるので、そこが弱点と言えるかもしれないですね。ただ、ロックバンドのボーカルでそんな彩り豊かな手札を持って勝負の場で使ってくる人なんてそうそういないし、あまり求められている能力でもない気がするので、当たり前なのかもしれません。有名なバンドでそんなことをしているボーカルは僕の知る限り「一人」しかいません。

 

ちょっと話は変わってユニゾンの楽曲の難易度の話になるのですが、ユニゾンの音程は基本的に高いところに居続けるので「音域」という点に絞れば難しくはないのです。(リズムやメロディ等も考慮すると激ムズ)もっと言えばその音域が出せる人にとっては「歌いやすい」と言えるかもしれません。そう、その音域が「普通に出せる」

人ならば。

 

②声の高さ

僕の音域は広いほうだと自負していて、出すだけならば5オクターブ出すことができます。正確には最近測っていないのでわかりませんがオペラ「魔笛」の「夜の女王」の有名なところが出すだけなら歌えます。(45秒あたり)

そんな僕が斎藤さんと同じようにユニゾンの曲を歌えるかと言われたら歌えません。(断言)もちろん裏声を多用したり声を軽くする等「楽をしたら」それなりには仕上げられると思います。ただ、斎藤さんはよっぽどじゃない限りミックスで歌い上げるのです...ギター弾きながら10何曲。これはもう努力でどうこうの域ではないです。もちろん斎藤さんが努力して手に入れた音域ではあると思いますし、前述の通り負担の少ない発声法を駆使しています。しかし、僕は普通の人がいくら努力しても「UNISON SQUARE GARDENの楽曲」を「声帯をずっと同じポジション」に置き「音楽界で一目置かれるクオリティ」で歌うなど出来るとは思えません。しかも斎藤さんの地声ってそんなに高くないんですよ、意味が分からないです。

僕と同じトレーナーのレッスンを受けるすごく歌の上手い方がいました。その方は秦基博さんの「鱗」の最高音を苦も無くだせるような方でしたが、「シュガーソングとビターステップ」一曲を歌いきるだけでヘロヘロになっていましたし、トレーナーも歌いきったこと自体を褒めていました。

 

これは憶測なのですが(ここまで全部憶測)XIIXの楽曲を聴く限り斎藤さんの気持ちよく出せる音域はユニゾンでよく出している音域ではないと思うんですよね。インタビューとかでも「新曲毎回キツイ」的なことを話しているし...

つまりライブ毎にちょっと「無理している」わけです。それであの安定感ってマジでなんなんですかね。

 

僕は持って生まれた「音域」とそれを出し続けられる「キープ力」こそが斎藤宏介というボーカリストの特筆すべき才能なのではないかと考えています。

 

以上、僕が思う斎藤宏介さんやばやばポイントでした!!ここまで読んで頂きありがとうございます。

繰り返しになりますが、僕個人の意見であって信ぴょう性もクソもない感じなので、そういう見方もあるのねくらいに思って面白がってくれたら幸いです...!もちろん自分はこう思う的な意見があればコメントしていただけたら嬉しいです!!

 

次は僕が最も「天才」そうでなくても「突き抜けて異常」だと思っているボーカリスト大森元貴さんです。いつになるかは未定ですが、どうぞよろしくお願いします!