推しが創った曲を推しが歌ってMステに出演した
こんにちは!
みなさんは好きなアーティストとかいますか?僕はいます割といっぱい。その中でも頭おかしなるくらい「大森元貴」さんが好きです。あと最近「TOMORROW X TOGETHER」(この先TXTって呼ぶよ)というグループのファンクラブに入りました。
さて、そんな大森さんが最近楽曲提供をしたのですが、その相手がなんと「TXT」だったのです。この発表を見た時誇張抜きで震えたし声が出ました。オタクは好きな物と好きな物が交わる瞬間が大好きなので皆様におかれましてはこの奇行をわかってくれると信じています。頼む。
大森さんとTXTの関係についてもっと書きたいのですが止まらなさそうなので本題に入ります。
Mステで「Force」初披露
本当に素晴らしかったです。まさかダンスなし歌一本勝負で来るとは思っていなかったのでそれを知ったときはまた声が出たのですが期待以上のクオリティでオラもう...
とりあえず動画を見て欲しい。
あなた達の母国語は何なんだ。
前提として、大森さんが大森元貴全開で作る曲は差はあれど難曲になります。これは軽くノイローゼになるくらい大森元貴さんの曲を聴いていて、かつ、月2万くらい払って歌を習っている僕のことを信じてください。「Force」も例に漏れず難しいのですが、完璧に歌いきっています。この曲を完璧に歌える日本人何パー??
一人一人感想を綴っていきます...
スビン(一番左の塩顔イケメン)
顔が偉い。
まず高身長は高音が出しずらいっていうの人体の掟があるんですよ、だから必然的にスビンくんの地声は低いんです。でもなぜか掛け合いみたいなところで高いほうのパート任される事多いんですよね。まあ音外さないのがチェ・スビンなんですけどもね。(オードリー若林)
スビン君の歌声はすごい息の量が多いんですよね。息の要素本来持っている声が相まって耳触りが異常にいいんですよ。特に裏声の語尾の消え入る感じが最高。動画の1分35秒あたりのスビンを聴いてくれれば何となく伝わると思います!!スビンの裏声の清涼感を商品化できたらギャッツビー超えると思います。
自分の見た目と声の特徴を自覚してトレーナーさんと今の歌い方を完成させたんだろうと妄想するとその自己プロデュース力に感服しますね...「BTSの直接の後輩」というとんでもない重荷を背負うグループのリーダーは伊達じゃないです。
ヨンジュン(右から二番目の帽子ピンクイケメン)
顔が偉い。
練習生時代、月末テストのダンス・ボーカル・ラップ全てのカテゴリで常に一位だったことから「Big Hit伝説の練習生」という異名があります。いわゆる天才です。
ヨンジュンは鼻にあてて声を出す癖があって、地声が鼻声っぽく聴こえます。歌にもその癖は出ているというか、むしろ強くなってます。それが個性になっていて私は最初に歌声を認知できたのがヨンジュンでした。
ユニゾンの斎藤さんの歌声分析の記事でも触れましたが、鼻にあてる歌い方は高音が楽になるというメリットがあります。そういう面も含めてヨンジュンは効率化の鬼みたいな印象があります。音を外した所をみたことがなく、かつ、無理に張ってきつそうな顔をしているところも見たことがないです。「力まず出す」という「歌における基本で肝」みたいなことを踊りながら簡単にやってのけるあたり尋常じゃないなと思います。天才が努力するとチェ・ヨンジュンが産まれるんやなって...
ボムギュ(真ん中の彫刻みたいなイケメン)
顔が偉い。
TXTの真ん中の子ことボムギュ君です。見ての通りこの世に本当に存在するの?って感じの見た目をしています。スカウトで車の渋滞を起こしたことがあるそう。
TXTは常々「全員ボーカル担当」「全員ビジュアル担当」と呼ばれます。当然ボムギュ君もめちゃめちゃに歌は上手いのですがスーパーボーカリストが5人で構成されるTXTの中では「そんなに」かなという認識でした。僕が間違っていた。
TXTでは唯一声を深く出すので区別しやすいです。開幕のAメロの「流星のような」「草原のような」のフレーズで「やばいぞチェ・ボムギュ」となりました。リズム感が抜群なのは彼ら基準だと基本技能くらいのものだと思うのですが、語尾を跳ねさせているにも関わらず、重厚感(?)のような後味を残せる彼の「深く出しつつ息もだす」という技術はやっぱり並じゃないです。この厚みをだせるボムギュ君はTXTの歌にも大きな影響を与えているんだなあと改めて感じました。ちなみに、この技術をよく使っている方を一人知っているのですが、その方の名前が確か「キム・テヒョン 別名Ⅴ」です。
テヒョン(一番右の王子様みたいなイケメン)
顔が偉い。
今回のMVPではないでしょうかテヒョン君、本名カン・テヒョン。僕の認識だとメインボーカルの一人です。聴いての通り高音に強い彼ですが大森元貴という「異常な天才」
が用意した高音域の中でも音の上からTXTを引っ張ていました。
彼のカラッとした明るい声の中に韓国人歌手特有の語尾が下がって切なさが混じる「努力ではどうにもならない響きを持つ高音」はカン・テヒョンのスペシャリテって感じがします。テヒョン君のもう一つの大きな特徴として「声帯のベルトが強い点」が挙げられます。多分テヒョン君は地声でも裏声でも出せる音域が多いタイプの人だと思うのですが、変幻自在に地と裏を行き来する上にミックスもすごくうまいので区別がつきずらいです。僕も同じタイプ(次元は全く違う)なので高音の中で地と裏を行き来するストレスは多少理解できているつもりなので、テヒョン君のすごさにぶっ倒れます。
ヒュニンカイ(左から二番目の人類の到達点みたいなイケメン)
顔が偉い。
僕の認識ではメインボーカルパート2のヒュニンカイ君。この見た目で末っ子て。個人的にTXTの中で一番好きな歌声です。
オールラウンダーでなんでもできるイメージが僕の中で勝手にあります。5人の中で最もクセがないと思っているので解説が難しいです。歌が上手いことは胸を張って言えます。
あくまでも僕だけのイメージ(ここまで全部そう)ですが、実際の音よりもヒュニンが歌うと低く聴こえる気がします。それは深く声を出しているからだと思うのですが、同時に鼻にあててもいるのでよくわかりません(?)多分すごく器用なんだろうな。私的ボーカルラインのヨンジュンやテヒョンと比較すると、この二人は元々の声の個性が強いのでなんとなく考察できるのですが彼はとっかかりが少ないので難しい...他の楽曲を聴いても大サビの入りや曲の肝みたいなところをヒュニンが担当しがちなので何を歌わせても上手いかという基準で考えるとヒュニンなのかなと思います。
僕の知識不足のせいで他のメンバーと比較するとなんだか「普通に歌が上手いだけ」みたいな感じになってしまいましたが、「18歳で何歌っても上手いだろうって断言できる完成度」ってクセがあるってレベルじゃないですよ。カイ・カマル・ヒュニンくん10年後どうなってるんだ...
TOMORROW X TOGETHERはすごいよということ
昨日のMステが最高すぎて感想を書きなぐっていたら歌唱分析をしていました。もちろん僕個人の妄想みたいなものなので、こういう意見もあるのね(笑)くらいに思っていただければ幸いです!!
皆さん、TXTのパフォーマンスを一度見てください。興味を持ってくれたならアルバムを一枚聴いてみてください。数年後BTSと共に世界で戦っているグループです。今ならそんなグループの古参ぶれるんですよ??今がチャンスです!!!(池崎)
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ぜひ一曲だけでも聴いてみてください!
それではまた!
ファーストテイクも出ました。